DIY!ジムニー(JB64W)に9インチのフローティングナビ『AVIC-RF721』他多数取付け

ジムニー(JB64W)に9インチのフローティングナビ、カロッツェリアのフロントスピーカー、フロントスピーカー、コムテックのドライブレコーダー、ケンウッドのバックカメラ取付け クルマ

ジムニー(JB64W)にカロッツェリアの『AVIC-RF721』9インチのフローティングナビ取付け「ジムニーを買ったけど、ナビや電装品は自分で取付けたい!」

そんな風に思ったことはありませんか?工具を握ったことがない人からすれば

「プロに頼んだ方が安心でしょ?」

と思うかもしれませんが、自分でやってみると以外に簡単で

「こんな風に配線がつながっているのか!」

と車の構造もわかりますし、何より完成した時の喜びはひとしおです。

この記事では、ジムニーの電装品を自分で取付けてみたいと思っている方に向けて、具体的な手順と注意点、そしてDIYの魅力をお伝えします。ジムニーや他の車種も以前から書いているので参考にしてもらえれば幸いです。

ジムニーシエラ(JB64W)ナビ、その他の電装品の取付け手順

用意した工具

  • コンビネーションレンチまたはメガネ(10mm)
  • 10mmのソケット
  • ラチェット
  • プラスドライバー
  • ラチェットドライバー
  • マイナスドライバー
  • 内張剥がし
  • クリップ剥がし
  • ビニールテープ
  • ニッパーまたはハサミ
  • カッター
  • 養生テープやガムテープなど
  • タイラップ
  • ピッキングツール
  • コーキング
  • 配線通し
  • 潤滑剤

用意した商品







ジムニー(JB64W)にナビ(X9NXL)取付け

バッテリーのマイナス端子取外し

ショートしないようにコンビネーションレンチまたはメガネ(10mm)を使ってバッテリーのマイナス端子を外しておきます。

パネル、Aピラー、グローブボックスの取外し

ジムニーのナビの取付け方は比較的簡単で、オーディオレスだと7インチパネルには何もありませんが、このパネルを外しておく必要があります。7インチパネルの下段カバーを外して、パネルを外します。養生するのが良いです。自分はしていませんが・・・マネしないように。車両カプラーとアンテナの配線を取外します。かなり固いです。勢いあまって周辺をキズ付けないようにしましょう。

Aピラーはクリップ2箇所をクリップ剥がしを使うと簡単に取外せます。グローブボックスは下側を外してから取外すとスムーズに取外すことができます。掌底がオススメです。タオルなどを当てながら掌底するとさほど痛くないですよ。

フィルムアンテナとブースターの貼り付け

アンテナフィルムをA、B、A、Bと貼り付けていきます。AとBの間隔は10mmほど離れるように貼りましょう。透明フィルムを剥がしてブースターを貼り付けます。

GPSとETCのアンテナ、ドライブレコーダーの配線を通す

この際に運転席側にはETCのアンテナを、助手席側にはドライブレコーダーの配線類も一緒に通しておくと良いです。フィルムアンテナに干渉しないように、そして運転の妨げにならない場所にドライブレコーダーのフロントカメラを貼り付けます。

ドライブレコーダーのリアの配線とバックカメラの配線をリア側に通す

ドライブレコーダーの電源ケーブルはAピラーからグローブボックスの下に通し、リアカメラの配線はグローブボックスからさらにサイドパネルを外してリアに通します。今まではリアシートを外していましたが、ジムニーノマドを作業してからはリアのカバーを外さずに浮かした状態で取付けることにしてみました。リアの工具類を取っ払ってクリップ5箇所(両サイドで10箇所)を外し、リアシートの後ろのカバーを取外します。リアウィンドウの下側はクリップなのでクリップ剥がしなどで剥がしていきます。注意点はクリップを落としてしまうとタイヤハウスの内側に落ちてしまい、今後取れなくなる場合があるので落とさないよう注意してください。あとは下側を通っている配線に沿ってリアに運べば問題ありません。後に配線の調整を済ませればタイラップと遮音シートなどを貼ってまとめます。

リアカメラの貼り付け・配線通し

リアガラスにリアカメラを貼り付け、ドライブレコーダーの配線を運転席側に通していきます。リアシートベルトの穴からグロメットを通してリアのドアに通せるので潤滑剤と配線通しを使って通していきます。リアドアまで来たら、下側のカバーをピックアップツールで外し、カッターで十字の切れ込みを入れてリアガラスの上まで持っていき、リアカメラに接続します。配線をキレイにまとめます。

バックカメラの取付け

専用のステーがあったのでナンバーがない状態にして、中央の穴からカッターでカバーを切り離します。ラチェットドライバーを使用して、リアバンパーの裏のネジを1本外します。ボルトとクリップを外してリアバンパーを浮かせます。今回は助手席側を浮かせました。ステーにバックカメラを取付けて付属のネジを使用して取付けていきます。元に戻しつつ、配線を助手席側のマフラー横のゴムパッキンから車内に引き込みます。カッターで切れ込みを入れ、潤滑剤を軽く吹き付けておくと簡単に通せます。難しい場合は配線通しを使用してください。

ジムニー(JB64W)にケンウッドのバックカメラ『CMOS-230』取付けバックカメラの配線を接続して、コーキング処理を施します。乾いたら配線をタイラップなどでまとめてリアのパネル類を元に戻します。これでリアの作業は終了しました。自身がなければパネル類を戻さずに動作チェック後に戻しても問題ありません。

サイドに戻り、床下の配線にドライブレコーダーの配線とバックカメラの配線をキレイにまとめていきます。徐々に助手席側に戻ってきたらグローブボックスないでまとめていきます。この時、まだフィルムアンテナやGPSのアンテナはまとめないでください。基本的にフィルムアンテナをまとめるときは他の配線と一緒にしないよう注意してください。

ETCの取付け

作業としてはちょうど中間にさしかかったくらいですかね。一つ一つの作業は簡単なんですが、いっぺんに作業しているので大変に感じますが折り返しなので心が折れないようにがんばっていきましょう!プッシュスタートのパネルと逆側のステアリング横のカバーを取外します。双方引っ張れば外れます。プッシュスタートのカバーは配線カプラーが2箇所あるので外してから取外します。

カバーをカッターなどで切り取り専用ステーを使ってETC本体を貼り付けて電源ケーブルを取付けます。ナビ裏に運ぶ際にETCの配線とブースターの配線はボンネットオープナーの上を通すと良いと思います。マイクもステアリングの上に仮止めしておいて配線を通す準備をしておきます。

ナビの取付け

GPSやブースターの配線、ETCの電源、マイクの配線などナビパネルの裏へ持っていきます。ある程度の長さで調整しておきます。箱からナビを取り出してナビにステーを取付けます。本来、取付けキットがあればそのステーを使ったりするのですが、今回はフローティングなので純正のステーと7インチのパネルを使用します。変換ケーブルに各々の配線を接続していきます。今回は取付けキットの配線なので何も考える必要もなく、ETCのACCと常時とアース、バックカメラの配線を接続するくらいでした。ステアリングリモコンの配線も接続された状態です。バックカメラはRCA接続なので黄色い端子を接続しビニールテープを貼り付けて外れないようにしておくと良いです。アースはボディーの鉄板部分やステーなどへ接続します。※一部ボディーアースがない箇所もあります

カロッツェリアの『AVIC-RF721』9インチの本体と7インチのパネル本体にコネクター類を接続していきます。ブースターのアンテナの配線は順番はなく4本させばOKで、このとき必要なら別途HDMIのケーブル類も接続しておきます。全て接続し終えたら本体を収納していきます。配線をうまく逃がしつつ納めていきましょう。

フローティングの取付けと調整

フローティングは車種によって位置や角度など調整が必要です。好みにもよるので一概にどれが正解はありません。今回、ジムニーに取付けた高さは1段目。パネルの高さと同じくらいの調整にしました。2つのコネクターをフローティングに接続して配線の調整を行います。ステーは使わずに配線の長さを調整してセッティングしました。簡単に書いていますが、一度本体を取外して再調整するなど中々大変な作業でした。

本来はここで動作チェックして作業終了となりますが、今回はフロントスピーカーとツィーターもあります。長々と書いていますので一旦まとめておきます。

バッテリーのマイナス端子を取付ける

配線の端子が何かに接触していませんか?アースの線は大丈夫ですか?問題なければバッテリーのマイナス端子を元に戻します。

動作確認後問題なければパネル類を戻す

一通り配線を接続し終えていれば、イグニッションまたはエンジン始動で各部位の動作確認ができます。ナビは映るか、GPSは正常か(若干時間がかかる)、ETCは通電しているか(音声アナウンスがあるか)ドライブレコーダーは映っているか(今回のドライブレコーダーはシガータイプなので、グローブボックスからシガーソケットに接続)、ナビ設定でバックカメラを可に変更、ステアリングリモコンを『スズキ』に設定。

以上に問題がなければアンテナを折らないように丸めながら束ねて、グローブボックスやパネルを戻して作業完了。ナビ類は何度もやっているので頭の中で理解していますが、2日ほどかけ、焦らず作業しました。JB系のフローティングは初だったので若干時間がかかりました。

まとめ

どうでしたか?一旦ここで区切りましたが

「意外と出来ませんでした?」

初めての方は特に時間もかかるだろうし、キズも付けてしまうかもしれません。DIYの最大のメリットは

「自分の車を深く知ることができる」

「自分でやり遂げた!」

という大きな達成感だと思います。これからDIYに挑戦したいと考えている方へアドバイスするならば

  • 焦らない:ひとつひとつの作業を丁寧に、焦らずに行うこと
  • 養生を徹底する:これが一番大事
  • わからないことは調べる:YouTubeやGoogleさんなどで先人たちの知恵を借りる

もし、作業中に

「これは無理かも・・」

と思ったら、迷わずプロに任せるの勇気も大切です。自分で取付けたナビから初めて音楽を流してみたり、ギアをバックに入れて後方が映ったときは感動しますよ!

ぜひ、あなたもDIYでジムニーライフを楽しんでください。次回は番外的にフロントスピーカーとツィーター編も更新します。

またYouTubeでも動画でお伝えしているのでよろしければご覧になってみてください。よろしければ高評価や登録もお待ちしています。車以外にも猫と遊んだり、家族時間を楽しんでいます。長々と最後までありがとうございました。

用意した商品







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